京都府宇治市のピアノ教室 おおにし音楽教室です。
当ピアノ教室のブログをご覧いただきありがとうございます。
人気教材!おんぷトランプ♫
当ピアノ教室(京都府宇治市)では、生徒さん達に楽しく音符を覚えてもらいたい、読めるようになってもらいたい!という『譜読み』を楽しくしたい思いから、様々な取り組みをしています。
その中でも子供たちに大人気の『譜読みトレーニング』のための教材が、この『おんぷトランプ』です♪
このカードの特徴は、ト音記号、ヘ音記号それぞれ同じ音のカードが2枚ずつ入っていて、トランプゲームのように神経衰弱をしたり、ババ抜きをしたり…カードで様々なゲームが出来ることです。
未就学や、小学校低学年の子供さんは、どうしても集中する事が難しい時や、その日の体調や状態によって気持ちが乗らない時もあります。
そんな時に、
「今日は、おんぷトランプでゲームをするよ!」
と言って、このカードを使ってゲームをしながら、音符や記号を覚えてもらうようにしています^^
このカードが出ると、みんな決まって
「やったー!!」
と言ってくれます。まだ、このカードを
「えー…やりたくない…」
と言った子は一人もいません(笑)
このカードを使って、すごいな!と思ったのは、子どもの集中力!
どんなに疲れている時でも、
「じゃあ、今から先生とどっちが早くドレミファソラシドのカードが取れるか勝負するよ!」
と言うと、目の色を変えて、カードに集中します。
読譜がまだ苦手な子でも、
「この音はなにかな?」
と聞くと、一生懸命読もうとしてくれます。
音符がうまく読めない子が、
おんぷが読めない!⇨音符を読みたくない、音符を読むのがしんどい
となってしまわないように、楽しい!またやりたい!も気持ちを作り出してあげることも、とても大切だなと感じています。
おんぷトランプの活用方法♪
おんぷトランプを共同開発された青木ミカさんのホームページにも使い方が載っていますが(⇨おんぷトランプの使い方)、当ピアノ教室(京都府宇治市)でよくやるゲームを3つご紹介します。
①ババ抜き
*トランプのように、同じ記号(ト音記号、ヘ音記号)で同じ音があれば、カードを捨てられます。
その時に、必ず『ド!』『レ!』など、音の名前を言いながら捨ててもらうようにしています^^
同じ音を見つける練習、パッ素早く見つけられる練習を兼ねています。
最後にババにしているカードを持っていた方が負け!
レベルに合わせて、ト音記号のみ、ヘ音記号のみ、全部混ぜて…というようにカードの枚数を変えてやると、どのレベルの子でもできます♪
みんな大好きなゲーム!1番ルールもわかりやすくて、1度はやったことのある子が多いので、
レッスンでも、「ババ抜きやりたい!」と言ってくれます^^
ゲームをやる前に、
「ちゃんとカードがそろってるか確かめたいし、順番に並べてみよう!」
と言って、ドから順番に並べることもやっています。
ゲームの前にも、音の順番を覚える活動が
一ついれられます♪
②どっちが高いかな?ゲーム
*ト音記号、ヘ音記号、どちらかのカードを使います。
ド~上第一線のラまでの13枚のカードを一組ずつ持って、シャッフルします。
カードを裏向けて置き、裏向きのままカードを1枚選びます。
「せーの!」でカードを出し、高い音のカードが出た方が勝ち!
これを繰り返して、最後に持っていたカードの枚数が多い方が勝ちです♪
「どっちが高い?」と聞いて、音の高低を確認したり、「何の音?」と音の名前も聞いて音符の名前も確認したりしています。
運が勝敗を左右するゲームで、特に男の子に人気です^^
③神経衰弱
*これも普通のトランプと同じルールです。
カードを裏向きにして、順番にめくり、音が合ったらカードがもらえます。
これは、音符の名前と高さ、カードの場所…と覚えておくことがたくさんあるので、かなり記憶力が鍛えられます✨
少し上級向きですが、音符の枚数を少なくすると、未就学の子でも楽しく簡単に出来ます♪
このゲームで勝つと、自分がいっぱい覚えていた!と思うようで、すごく嬉しいみたいです^^
今回は、3つだけ紹介しましたが、まだまだたくさん活用できます♪
「ト音記号のカードだけあつめてみよう!」とやると、習いたての子や小さいお子様でもできるので、とっても重宝しています^^
『譜読み』の第一歩として、『譜読み』に苦手を感じている子にもとってもおススメの教材です!